初体験!

先輩のフォルクローレグループの練習を聴きに行った。
湖畔は先日よりも紅葉が進んで綺麗だった。
ケーナや、ボンゴ、サンポーニャの合奏が始まるらしい、と思っていると花梨の前にボンゴが差し出されて、「貴方、これをやってみて!」と言われる。「は!?私が・・・・・」と言いながらも(これなら何とかなるかな?)といつもの無鉄砲で何となく引き受けてしまった。
合奏に加わりたかったのも事実だ。
ボンゴはボンボンボンと神経に障らない自然な音である。
南米風太鼓とでも言おうか。
練習曲に始まり、【コンドルは飛んで行く】【花祭り】【滅び行くインディオの歌】などを演奏した。
ボンゴにも何種類かのリズムがあるそうで、昨日は二つだけ習った。
ボンゴの皮は、ヤクの皮だそうだ。
ケーナは音を出すのが難しいが、サンポーニャでは少し音が出せた。
練習曲が少しだけ吹けたので嬉しくてならない。
夕方、解散して一人で車まで戻るとバッテリーが上がっていてエンジンをかけようにもウンともスンとも言わない。
「どうすべぇ〜」とあの人、この人の顔が浮かぶが送ってはくれても車を置いて帰る訳には行かない。
スバルとJAFに電話をして、結局はJAFが20分後に来てくれた。
散歩をしていたおじさんが、湖の前のトンネルで点灯し消し忘れる人が時々居るよと言って笑った。
何だか、思いがけない事の多い一日だった。

写真は南米産ヤクの皮のボンゴ