黄昏時のハプニング

やれやれ

昨日の出来事。
朝、山の上病院へ舅の見舞いに行く。
もう見舞い客が誰かも、男か女かも解らないようだが、「家に連れて帰れ!」を連発する。
看護士さんにも家庭介護は無理と言われて居るし、到底家で看られる様子では無いので、「家には帰れないんよ」とつい言ってしまう。

午後、姑を近くの医院に連れて行く。
「痴呆も病気もこの前より進んでいるので、もっと注射に通うように」と言われる。
デイケアーも勧められるが、姑は人中が大嫌いで家が一番好きな人だからこれも難しい。


(=^・^=)騒動

夕方、笠戸の《海の遊歩道》へ気晴らしに行く。
海風に吹かれながら、桟のようになった道を怖そうにへっぴり腰で歩く▼o・ェ・o▼ に笑い転げながら、のんびりと歩く。
が、駐車場に戻って驚いた。
何と、子(=^・^=)が、我が愛車のタイヤの上(車の内部)にサッと隠れたでは無いか!
花梨達だけでは無く、▼o・ェ・o▼にビックリしたらしい。
覗いて見ると、奴もタイヤの上の窪みからこちらを必死の形相で睨んでいる。
何とか追い出そうと、棒切れで突いたり、手にタオルを巻いて引きずり出そうとするも、敵も命がけのようで益々奥へ、上へ入ろうとする。
たまりかねた、連れが「もう仕方が無いぞ、このまま帰ろう!」とのたまう。
化け猫・・・・などの言葉が頭をよぎる。
「だって、だってそれではこの子(=^・^=)は見殺しだし、血だらけになった(に違いない)タイヤや車を誰が綺麗にするんよ〜!」と叫ぶ。
あの手、この手の悪戦苦闘の末、やっと子(=^・^=)を引っ張り出す事に成功!!
連れの手は、車の油と子(=^・^=)の抵抗の跡の血でまみれていた。
あ〜あ、参った、参った!
それにしても、子(=^・^=)の命を奪わなくて済んで良かった。

穏やかな瀬戸の海の夕暮れは、何事も無かったように美しいのだった。


蝦夷エンコウ草
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html

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