川古の大楠

九州は佐賀県嬉野温泉と武雄へ出かけた。
今年は四度目の九州になるが、昔から九州は自然が雄大で人がおおらかで温かく、大好きな土地である。

昼食は嬉野温泉の老舗、和多屋別荘で美肌バイキングである。
嬉野温泉名物の【温泉湯豆腐】【佐賀牛】や新鮮な地元野菜での《豆乳しゃぶしゃぶ》。
プリン、南瓜ババロア、抹茶ムース、胡麻団子に一口シュークリームとデザートも豊富である。
温泉のお湯は、片栗粉でも入れたかのようにトロ〜リと滑らかだ。

その後、武雄市へ向かい今話題の〔がばいばあちゃん〕のロケ地見学をした。
小さな川の傍の懐かしいような古い藁葺き屋根の家である。
いや、古く見せたと言うのが事実だがカメラを通して観ると本当に古〜い、あばら家に見えるのはさすがだ。
川を挟んで向かいにある淀姫神社は、ほっこりとするような小さな神社だが、古色蒼然とした格天上は見応えがある。

写真はロケ地のすぐ近くにある川古(かわご)の大楠。
樹齢は3000年だそうだ。
長年の風雪に堪えたであろうごつごつした幹が、神々しいようだった。