春の訪れ

春まだ浅き…春は名のみの風の寒さが頷けるこの数日。
お茶に使う清水を山に汲みに行き、この春初めての土筆を見つけた。
日だまりに家族のように寄り添って数本が立っている。
気になる山桜は、千坊山ではまだほんの四、五本しか花が咲いていない。
今日明日の好天で、一本でも開花が増えるよう祈りながら山を降りた。