紅葉が遅い

紅葉の浜ぼう

暑い秋

約束していた知人の山野草のお店に、友人と行く。
例年なら、紅葉している筈の紅葉やツタが今年の秋は暑いのでまだ緑のままなのだ。
展示会には紅葉していないと風情が無いので、紅葉させるために愛好家は鉢をお風呂場に入れておいたり、さまざまな工夫をしているそうだ。
紅葉も自然の山林で見るのが素晴らしいが、小さな鉢の中に再現して毎日見るのも悪くない。
緑の苔の美しさと、白い幹、グラデーションの木の葉のコントラストは見事だ。

萱の根元にヒッソリと咲く想い草、淡い桃色の田村草、沢桔梗、ホトトギス・・・・などなど可憐な野草の魅力は尽きない。
鳥兜が欲しかったが、花が咲いていなかった。

お見舞い

夕方、先週入院した伯母の見舞いにY市に行く。
一年位、会っていないせいか花梨が最初は解らなかったが、「早く家に帰りたい、帰りたい」としきりに言う。
家族の話では、もう帰れないかも知れないらしいので、かける言葉にも困ってしまう。