小さな御仏たち

萩、浦上記念館に “小さな御仏たち”に逢いに行った。


中国は北魏時代の五世紀から隋時代の七世紀初めまでの仏様たち。
山東省の龍華寺と言う寺院跡から出土したものばかりで、本当に小さい。

10cmから、20cm程のものがほとんどで、個人が持佛として大切にしていたものらしい。
信仰は心に有れば良いようなものだが、形にしたいのはやはり人間の弱さなのだろうか。
とは言え、繊細な流れるような線刻の美しさは、まさに芸術品だと思う。

信仰とは別の所で、精魂込めて造り上げたであろう古の仏師の息遣いを感じる。



萩シーマートは椿祭り帰りの人手でいっぱい。
それとは知らずに出かけたし、勿論椿祭りには行かない。
シーマート内の食事処の 来萩定食は中々いける。

外で売っているイカ焼きを待つ行列が、いつまで経っても減らないのは面白かった。
子供よりも中高年が沢山並んでいて、イカ焼きの匂いは郷愁を誘うのかとも思う。

勿論、karinはその列に並び○○○。