行き難い世

相変わらず、何故か年中ドタバタしている。
年賀状もまだ製作途中である。
ニュースでは連日、耳を覆いたいような出来事ばかりだ。
役人や政治家は私腹を肥やし、親が子を殺し子が親を殺す。
肉親がそうなのだから、元は他人の夫婦なら無理は無いというところか。
それにしても、夫の介護に疲れての老婦人の夫殺害は気の毒である。
自らも老い、生活苦と介護の心身の疲労はいかばかりであったろうか。
何千人もが署名した情状酌量の嘆願書も提出されたと言う。
息子が、老親を看る苦労に耐え切れずに老親を殺害す事件も、年を追って増加している。
半痴呆状態のドライバーも多く、こんな老人が起こす事故も増えつつあるそうだ。
他人事では無い、貰い事故と言うのがあるのだ。
誰もが歳を取るのではあるが、これを【老害】と言うそうだ。
老人力と言うのもあるが、政治の力で何とか少しでも良い方向へ引っ張って欲しいものだ。
ニュースを聞くのが、嫌になるこの頃である。