陶の道

陶の道、武将の道のウォーキングに先輩夫婦と参加した。
山中のアップダウンが6キロ。
陶の道を降りてから駅までが4、5キロ。
昼食や休憩は取ったものの十数キロの道を歩いた訳だ。
約500年も前の戦に使われた、縦堀や空堀が山の中に残っていて、歴史の息吹を感じる素晴らしい山路だ。
近年、主君の大内氏を滅ぼしたが、[陶晴賢は逆臣では無い]との見方をしようとの動きがあるそうだ。
下克上の時代を考えれば、いや現代でも同じ事は言えるが、どんな行為が逆臣であるか簡単に言える事では無い。
ホウチャク草、立浪草、春蘭、シャガがヒッソリと森影に咲き、羊歯類の若芽が滴るように美しかった。
趣味の合う先輩と歴史と自然に浸り、佳日だった。