【いじめ問題】に思う

いじめを減らしたいなら、卑怯者には生きる価値すらないということを叩きこまないといけない。大勢で一人をやっつけることは文句なしに卑怯、弱い者いじめを見て見ぬふりをすることも卑怯。卑怯を憎む心をきちんと育てなければならない。
小学生に英語を教えるなど言語道断。喋る内容も無いのに英語だけ上手い人間を増やしてどうするのか。初等教育で大事なのは国語。本を読み、歴史や文化を学ぶ。それが真の国際人を作る道である。

教育をめぐる議論が沸騰しています。あまりにも些末な事象や制度論にとらわれ過ぎてはいないでしょうか。仏作って魂入れず。大切なのは制度ではなく、哲学なのです。
 
    『国家の品格』 ーー藤原 正彦著ーーより

エスカレートする一方の【いじめ】に対して漠然と考えていた事が、藤原氏のこの言葉を読んでハッキリ解ったような気がする。
己が卑怯で有る事の恥を知るのが日本民族で有った筈だ。