ソウルメイト考

先日、思いがけない人から「貴女と僕はソウルメイトだよ」と言われチョッと驚いた。
ソウルメイトーーー数年前から話題にもなった言葉である。
あらためてネットで又【ソウルメイト】を検索してみる。
「ふむ〜〜、そうか・・・・・そうなのかなぁ。」
“血の繋がり”はあまり意味の無い事だとは、この年頃よく感じた事だが。
先夜の会話の楽しさはこのソウルメイト、もしくはそれに近い数人だったのかも知れない。
性も年齢も、立場も経歴もこんなにかけ離れていても、それでも通じ合う“人間”とは素晴らしいものだ。
同じ屋根の下に何年も一緒に住んでも、通じない人は通じない。
知り会って日が浅くても、通じる人は通じる。
。お互いが自分の素を出せて、感性や価値観が同じで一を語れば十が通じる。
会話がかみ合う事でお互いが癒しあい、活力が生れ深い信頼も生れる。
「大事な事は全て、話してある」と言われるとその信頼が嬉しい。
家族や身内よりもツーカーで解り合えるのだ。
初めて出会った時に懐かしさを感じるものでも有るらしい。
【ソウルメイト】とは生れる前から神が用意されているのだと言う説も有る。
何にしても興味深い話だ。
異国相手にシークレットな仕事をして来た人、国内や海外を開発の為、交渉の為歩き回った人。
物書きとして一風変った道を歩いて来た人。
それぞれに《噛めば噛むほど味の有る男》だと感じる。