養老猛司教授の

壇菊


[人間の脳に潜む地球環境破壊のメカニズム]なる番組を観た。
太古から人の五感は大自然の中でこそ、研ぎ澄まされ磨かれる。
大自然の中で暮らせば、その能力が無いと生命を維持出来ないとも言える。
森で狩猟をして暮らしていた頃は、現代より視力、聴力、嗅覚などが数段優れていたらしい。
都市生活や、文化的生活をする事によって人のそんな能力はドンドン退化していった。
人の能力を維持するには、自然に浸る事が何より大切なのだが、現代人はそれを忘れてしまい、開発の名の元に自然環境を破壊している。
風の音、空の雲、木や花や蝶を観て楽しむ、鳥の声や動物に癒されるーーーそれには自然環境を守る事が大事だ。
今こそ、自然の重要さに気がついて遅ればせながら自然環境破壊を食い止めるべきだ。
破壊し尽してしまったら、もう取り返しが付かないのだ。
与論島の漁師の民宿のSオジサンの凄い能力に、感動したのもこれだったのだ。
潮を読む、風を読む、波を読む・・・・人間の能力は素晴らしい!