国際交流会

異国の若者たち

友人に頼まれて、国際交流会に参加した。
韓国、中国、台湾、モンゴルを始めスペイン、イギリス、アメリカ、カナダなど沢山の国の留学生達と一日、交流した。
スラリとした美人のKさんは　京劇の女優さんで留学生でも有る。
R青年は、「日本で自動車の勉強をして日本で就職したい。中国は日本と比較するとまだまだこれから発展する国です。」と流暢な日本語で熱く語った。
因みに、中国には〔経済〕や〔銀行〕と言う単語が無いので日本語をそのまま使っているそうだ。
R青年は冠山の日本庭園をとても気に入ってくれた。

ドイツの高校生、T嬢はS市の田舎にホームステイしていて「日本が大好き」と言った。
アメリカのR嬢は、日本食はちょっと苦手だとか。

一方、こちら側、花梨達は自信の無い片言の英語や、記憶も定かで無い世界地図を頭に思い浮かべて、彼らに産まれ故郷の話などを聞いた。
外国が近いヨーロッパでは三、四ヶ国語を話すのは常識とは聞いていたが、自国語しか話せない自分が情けない。
モンゴルから来た学生とも話したかったが、時間が無くて残念だった。

色んな思いが有るが、とても有意義な一日だった。
言葉は片言でも、人はお互いに気持ちが有れば解り合えるのではないかと、そんな気がした。
こんな機会を増やして、外国人とも友情が育めたら素晴らしいな。