花梨などが気にかけてもどうしようも無いが、雅子様の容態がとても気がかりだ。
人形のように意志を持たずに生きる事が要求されるらしいあの世界で、自分をしっかりと持っている人は随分と生き難いだろう。
皇太子や両殿下、又ご両親の心配も計り知れない。
何方もどんなにか苦しまれているのだろう。
あの暮らしに入られて 気持ちの休まる穏やかな日が有ったのだろうか。
今日のA新聞に中国の人も、反日感情が酷いのは一部の人で一般の人々は在中の邦人にも親切だと有った。
大体何処の国でも、何をしても反動分子は過激なものと決まっている。
経済的にも技術的にも援助をしている日本に、あのデモは中国にとっては天に唾するようなものなのにだ。
だが、日本と元のように仲良くやって行きたいと思っている人達も多いようで、少し安心した。
